よく「冬の間は何をしているのですか?」なんて 聞かれることがあります。
味噌づくり、薪づくり、大工仕事、木の伐採、果樹の剪定、自家製の鶏糞で発行肥料づくり、、、などなど、暮らしに必要な仕事は一杯あるのですが、今日は田んぼの冬仕事を紹介します。
まずは種取り。
昨年、手で刈り取って干しておいた稲から種もみを取ります。
タネは買うこともできるのですが、自分の田で種取りを続けると自分の土地に合うように変化してくるそうです。
千歯こきという昔の道具を使っています。
大きな鉄製のクシの間を通して、種もみを分けていきます。
時間はかかりますが、種もみに傷がつかないし、他の種類と混ざらないので気に入っています。
これは、トラクターダンプで田んぼの土を移動しているところ。
田んぼがデコボコだと、水を張った時に深いところと浅いところができてしまいます。
水を均等にはれると、雑草を抑えられるし、稲の生育も揃います。
平らな田んぼづくりは有機稲作の第一歩!です。
こんな感じで、低いところへ土を移動します。
このダンプは、高いところから土を削ってダンプに入れてくれる、スゴイ機械です。
昔は、スコップで土を掘って運んでいたのを思い出すと、10倍ぐらい早くなったなぁ、、。
冬の地味な仕事が、良い稲を育てることにつながります。
コツコツ、、元気な稲の姿を妄想しながら、ガンバっています。
2月は長男の誕生月。
恒例のケーキを食べてみんな大満足^^
こうして、冬もあっという間に過ぎていき、、、もう春ですね。
タニシ